心理学コラム

    私の中の3つのわたし~あなたのタイプと人と、上手な人間関係の築き方~

     

    人間関係の心理学

    私の中の3つのわたしについて心理学の観点から説明します。

    あなたのタイプは3つの中のどれでしょうか?自分のタイプを知ることで、上手な人間関係の築き方の参考にしてください。

    人間には3つの人格がある

    私たちは、それぞれ性格や個性が異なり、1人としてまったく同じタイプの人間はいません。

    しかし、100%同じということはないですが、自分と傾向や行動などが似たタイプの人は存在するといわれています。

    現に、心理学のひとつの考え方に、「1人の人間は、3つの人格を持っている。」と唱えた学者がいます。

    この3つとは、1つ目が「親の人格」。2つ目が「大人の人格」。そして、3つ目が「子どもの人格」とされており、私たちは時と状況によって、この3つの人格を日常生活の中で使い分けているのです。

    親の人格とは、まるで親のように規則やルールを守ったり、ときには他人に優しくしたり守ってあげたりという、人間の良心のようなものです。

    また、大人の人格とは、感情に流されず、冷静に物事を判断し、適切な選択を行う助けをしてくれるような部分です。

    さらに、子どもの人格とは素直に物事を伝えたり、思いっきり楽しんだり喜んだりする特徴を持っています。

    私たちは、仕事をしているときは、冷静な判断力を必要とする「大人の人格」を使っているでしょうし、自分の子どもに対しては、世の中のルールを教えたり愛情深く接したりという「親の人格」を使って接していることでしょう。

    また、休日に友人と遊びに行ったときには、ショッピングを楽しんだり、素直に愚痴を言い合ったりなど「子どもの人格」に切り替わっていることだと思います。

    自分のタイプを知り人間関係に活かそう

    このように、私たちは親と大人、子どもの人格を使い分けて生きていますが、3つの中で一番自分が使いがちな人格があるといわれています。

    それが、あなたと主なタイプということができるのです。

    たとえば、いつでも礼儀正しく道徳観が強い、または母親のように愛情深く人に接したり、面倒みが良い人は、「親タイプ」。

    また、あまり感情にまどわされず、客観的に物事を処理して行くことができる人は、「大人タイプ」。

    感情ゆたかで、自分の気持ちに素直に生きている人は、「子どもタイプ」と大まかに分けることができます。

    この3つには長所も短所もあります。親タイプは、時にルールに縛られすぎたり、人のことを考えすぎて自分が疲れてしまうこともあるでしょうし、大人タイプは、感情を表現しない分、不愛想な人だと捉えられてしまうこともあります。

    そして、子どもタイプは、素直に意見を言うのは良いですが、それが他人の和を乱してしまったり、ワガママな人だと嫌煙されたりすることもあるかもしれません。

    皆様は、自分がどのタイプに当てはまりそうでしょうか?

    おそらく、「私は親タイプだろうな」とか「自分は断然、子どもタイプかも」などと、ある程度の予想ができることでしょう。

    そうすれば、おおよそ自分の長所と短所が見えてきます。それをしっかりと認識することで、周りの人との人間関係に活かすことも可能になりますよね。

    たとえば、自分が子どもタイプだと感じる人は、「素直な部分が自分の長所だろうけど、ときどき思ったとおりに物事を言ってしまうときがあるかもしれない。

    そういう部分が周りをしらけさせているかもしれないから、今後はオブラートに包んで言葉を発することに気を付けよう」などと、自分のことと周りの人間関係も含めた判断を、客観的にできるようになることでしょう。